山中湖から忍野村へ向かう道すがら、お花の公園があります。秋桜や黄花秋桜が道の両側に咲き、それは見事な絵葉書の一枚です。
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忍野の集落から20ほどの曲がりくねった登り坂を喘ぎながら、休憩をしたくなる頃合いに、樹林帯から急に視界が開け、そこが二十曲峠です。富士山を望む風景に松の大木が枝を広げた姿は、本当にお似合いだ。この峠は富士山が見える時なら早朝から夕刻まで季節を問わず、訪問者の心を満たしてくれよう。
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二十曲峠から北西に都留に向かって降る林道は、途中で大きな崩落が発生していました。大きなショベルカーが急な崖の中腹で作業をしており、危険な作業のようで思わず工事の無事を祈りました。
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崩落した尾根の右上に、雑木林の急な斜面に仮設の回り道が造られており、鹿や猪が通るようなけもの道のごとく半端ない急斜面を押上げ、担ぎ上げしてやっとのことで尾根に出ました。
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樹木の間に切り立った斜面が見えますが、そこは下り道とは言えない踏み跡を一歩毎拾いながら降りて来ました。
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鹿留川の渓流を楽しみながらの下りは快適です。
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鹿留川を下りきり東桂に出ます。下吉田に向かい上り続けます。下吉田から鳥居坂峠に続く旧道を走ります。
峠は展望も聞かず、峠まで車で来たハイカーが乗り置いていて興ざめです。忍野経由で出発地の山湖中に戻りました。